今週末からお山にこもります。
人生で初めて、接心をすることに
某お寺さんのご住職のご厚意で、7月1日から5日まで接心してきます。
本来なら修行者のみ。
なんちゃって仏教徒であるわたしなんかが行ってもいいのかしらんと思いながらも思い切って飛び込むことにしました。
他の修行者さんに迷惑をかけないようにしなくちゃ、
本当にずっと坐っていられるのかしら、
眠くならないようにしなきゃ、とかいろいろ考えてしまいます。
普段宵っ張りの朝寝坊なので、朝4時から坐るとなると、坐っている間にこっくりこっくり船を漕ぐのは必須。
月曜からせめて6時に起きようと試みるも、見事撃沈し続けています。これでは坐りにいくというよりも寝にいくようなものになってしまう。とほほ
明日こそ6時に起きます。(宣言)
とは言っても一番ドキドキするのが、ごはんの時間。
食事にかける時間が半端なく早いから、普段ゆっくり時間をかけて食べているわたしとしては、とても緊張します。飲み込むようにしないと早さについていけないので、どうなることかと今から心配です。前回うかがったときは、かぼちゃがのどにつまって苦しかったの。とほほ 食べることってこんなにむずかしいのかと身にしみました。
しかしそんなことは些末なこと。
目的はとにかく坐ること。
以前一泊坐禅会に参加したときに感じた、「ただ坐る」ことの良さはなんとなく理解しているつもり。
けれども、一日中、それもまるっと4日間は初めて。
想像できない感情がわき出てくるんじゃないかしらん。
楽しみでもあり、恐怖でもあります。
お風呂にも入らず、誰とも口をきかない4日間。
大したことなかったなと思うのか、きつかったと思うのか、面白かったと思うのか。
怒りや他人に対する過剰な期待とか、そういった自分の中で消化しきれない感情が少しでも和らいで、普段の生活を穏やかに過ごす、なんらかのヒントが得られるといいなぁという、淡い期待を抱いています。
とはいえ、こんな思いも挫かれたりするのでしょうか。
あぁ、怖い。