仏教ねえさんの灯点し頃の骨休め

仏教について、少しずつお勉強したことを記録していこうと思って始めたブログです。ひよっこコラムニストです。

しっとりとした空間が漂う、海龍王寺。

みなさまごきげんよう。

仏教ねえさんだよ。
 
久方ぶりのお寺巡りです。
 
去る5月29日午後から月イチ仏像ガイドに参加するため、奈良まで。
その前に行きたかったお寺さんへ。
 
大和西大寺駅からバスに乗って、
 

海龍王寺

 
前から気になっていた海龍王寺さん。
十一面観音さまと五十小塔を観に行ってきました。
 
参道も趣があるとのことで
楽しみにしていました。
 
山門。
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別世界に入り込んだ気分に。
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参拝客も少なく、のんびりできました。

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本堂には、十一面観音さま。
腰つきが艶っぽく、美しい。
 
 
五十小塔も精緻な作り。とても繊細。
昔の人の手仕事の技術に感服。
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御朱印もいただいてきました。
今思えばご住職が書いてくださったように思います。
お声がけしたらよかったなぁ。
 
 
心が洗われる参拝の時間。
時間が止まっているかのような厳かな空間。

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とても小さなお寺さんですが、
懐の大きな、優しく包み込んでくれるような
心地よいお寺さんでした。
 
ありがとうございました。
 
次は法華寺さんです。
 
仏教ねえさんより。
 

小池龍之介さんの仏道入門

みなさまごきげんよう。

仏教ねえさんだよ。

 

よみうり神戸文化センターで開催された『小池龍之介仏道入門』へ

去る5月15日に行ってまいりました。

 

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小池さんのサイト。

家出空間[iede cucan]

 

ご住職ですが、なんとなくさん付けで呼びたくなる小池さんの講座に

参加するのは2回目。

なんとも不思議な雰囲気の佇まい。

小池さんの体が大きな球に入り込んでいる感じ。

同じ空間にいるのに、小池さんのまわりだけぽっかりとふわふわ浮いてる感じ。

会場に入った途端、小池ワールド全開でした。

 

お話を聞いて。

関心をおとす。

思考から意識を放す。

 

このふたつの言葉がひっかかりました。

 

関心をゼロにすることは生きている限りできないはず。

その関心のレベルを落とすということなのでしょう。

出来事が起きた瞬間、反射的に反応するのではなく、

スッとフラットにする。

思考から意識を放すというのも同じことなのでしょう。

感情の昂りや落ち込みを平均化する。

それを繰り返すことで、何事にも動じないメンタルが培われるのかもしれません。


今回のお話はなかなか小難しく、

途中で何がなんだかわからなくなってしまった仏教ねえさん。


まだまだ修行が足りないですね。

地道にがんばります。


仏教ねえさんより。






新たな発見〜プラユキ師の瞑想会

みなさまごきげんよう。

仏教ねえさんだよ。 

 

気になっていた瞑想会へ。

5月8日、大阪で開催されたプラユキ師の瞑想を学ぶために足を運びました。
タイミングがやっと合いました。
 
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プラユキ師は、タイで出家した日本人僧侶です。
小柄で笑顔が柔和なプラユキ師。
失礼ながら、かわいらしい方だなぁと思いました。
 
仏教ねえさん、上座部仏教の僧侶さまとお会いするのははじめて。
日本の僧侶さまとは醸しだす雰囲気が違いました。
同じ日本人なのに、異国の香り。安らぎを感じます。
 
 

お話を聞いて。

無になることが目的ではない。
自分を見守る。

 このふたつの言葉が印象に残りました。

坐禅も瞑想も、求めるものは同じ。
ただ、その方法が異なっているだけなんだなとふと感じる。
あの方法は違うとか、この方法は間違っているということはナンセンスで。
 
「自分を見守る」という目的は同じ。
どの方法も間違っていないのだな。
その人にとって「最適」な方法で、自分を見守ればいいのだな。
 
そんなことを感じました。
 

瞑想実践。

 
頭のてっぺんから足の先まで、意識をゆーーっくり流す。
この方法は、眠れない夜に寝ながらやっている瞑想。
ああ、この瞑想なのか。
 
プラユキ師の優しい声が、心地良い。
そのせいか、途中で眠ってしまった。
 
眠くならないように気をしっかり持った方がいいのでしょうけれど、
リラックスモードがすごい。
いつも眠れない時にしている瞑想だけに、寝るのも当たり前かも。
体と心はつながっているんだとふんわりと感じる。
 
 

食の瞑想。

 
味わうためではなく、生きるために食すこと。
生きるために食すことを豊かにするために、味覚の追究を行うものなのかもしれない。
美食家は相当の贅沢をしているのかも。
とふと思う。
 
普段の食事は、ながらの食事がほとんど。
食と向かい合う瞑想は、新鮮な驚きがありました。
一人で食事をするときは、意識して行いたい。
 
 

発見。

 
坐禅と瞑想は、あきらかに違う。
行きたいところは同じなのに、そこへ行くまでの道のりがあきらかに異なる。
 
仏教ねえさんが坐禅をする時は、まず、どう坐るかを考えてしまう。
脚が痛くないようにするにはどうしたらいいのかな。
半跏趺坐をしたいな。形から入ってしまうことが多い。
坐ることが安定してから、内面に向かう。
 
瞑想は、無理のない姿勢でのぞむ。
呼吸を数え、少しずつ身体と内面の動きに焦点を当てていく。
 
坐禅も瞑想も、無理のない姿勢で構わない。
坐禅も好きだし、瞑想も好きだと思った。
 
 
 
最後にプラユキ師からお声がけいただきました。
眠くなっちゃいました。とお話したら、
「そうだよねー。眠くなるよねー」と笑い合いました。
とてもよい経験をさせていただいたことに感謝。
 
また6月に神戸で瞑想会があるということなので、
参加させていただくことにしました。
 
楽しみ。
 
仏教ねえさんより。
 
 

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犬山城へ行ってきた。ゴールデンウィークに。

みなさまごきげんよう。
仏教ねえさんだよ。

犬山城に行ってきた。
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国宝だったことを知らなくて、名古屋帰省ついでに行きたいと思っていた。

とってもいい天気で、お散歩日和。

ゴールデンウィークのためか、人がわんさかにぎわっていました。

お城に入るまで約30分くらい待ち、いざ。
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階段が急だとは聞いてましたが、本当に急。
写真を撮る余裕もない。
狭くて急すぎ。
戦国時代の人たちの体力は半端ないですね。どんな脚力してたんだろうか。

敵を防ぐためとはいえ、おっこちそうだわ、くわばらくわばらと必死で登る。

太ももがプルプルして、歩き方がおかしかったと思う。

天守閣からの眺め。
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一緒に行ったお友達は、外に出るのが怖いと言って、外には出ず。
確かに足がすくむ。

城下町もそこそこ充実していて、資料館も見応えあり。

山車のお祭りがさかんだそうで、祭り押しが半端ない。
仏教ねえさんが生まれた町にも山車はありますが、8メートルの高さはなかったかも。
ちびっ子のときに山車を引きながら町内を練り歩いた思い出があります。
愛知は、からくり人形が活発だったのかもしれません。

また行けたらいいな。

仏教ねえさんより。

名古屋城へたぶん10年ぶりくらいに行ってきた。

みなさまごきげんよう。

仏教ねえさんだよ。
 
ゴールデンウィークを利用して故郷である名古屋へ。
せっかくだから、名古屋観光をしようと
ほんの少し痛みが残る首とともにドキドキしながら行ってきました。
 
名古屋城のお隣に位置する、豪奢なホテルに宿泊。
部屋から天守閣がみれるかなと期待していましたが、
お城側ではなかった。残念。
 
到着後、ひと息いれようと、併設されているカフェへ。
天守閣上部が、チラリと見られる席へ案内していただけました。
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一服したあと、名古屋城へ。
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名古屋に住んでいた時にはさほど興味もなく、
遠方から来た友人をもてなすために行く程度の名古屋城
なにせ、鉄筋コンクリート造で、エレベーターもあるしで、
趣が損なわれており、がっかりします。
仕方のないこととはいえ、戦火に巻き込まれていなければ、
今とは違った名古屋城を見ることができたのだろうなぁと残念です。
 
とはいえ、いそいそと文明の利器、エレベーターを利用して天守閣まで。
少し城下を眺めてから階段を利用し各階を回ります。
中の展示をもっとうまくしたらいいのになぁ。
がっかり具合は定番です。笑
地元民らしく「名古屋だから仕方ない」と思い直す。
ちょっとだけ刀の展示はがんばっていたように思います。
もうちょっと頑張って欲しいところでしたが。ふふ。
 
知らなかったのですが、明治維新後、宮内省が管轄していたそうです。
皇室の離宮として利用されていたそうです。
だから、恩賜元離宮とあるのですね。
太平洋戦争中は、陸軍が使用していたようです。
お城はどんな時でも戦のものなんですねぇ。
現代では命を奪い合う公式な戦はないため、
観光地と化していることに時代の流れを感じます。
 
名古屋城も戦火に巻き込まれなければ、
貴重な資料がたくさん残り、見どころ満載のお城だったかもしれません。
かなしい。
 
石垣に歴史を感じられるので、個人的には清正石は唯一の見どころ。
 
加藤清正のでっかい石。
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やはりいつ見てもでっかい。
 
 
算木積み。
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さよなら、名古屋城。 
 
 
お堀にはあひるさん。
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このあひるさんは、たまごをあたためています。
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このあとは、4年ぶりくらいのお友達たちに会いに名駅へ。
たくさん話して笑ってきました。ありがと。
 
今回はただの日記。
 
仏教ねえさんより。  
 
 
 
 

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