仏教ねえさんの灯点し頃の骨休め

仏教について、少しずつお勉強したことを記録していこうと思って始めたブログです。ひよっこコラムニストです。

【お城めぐり】有岡城跡/播磨灘物語

仏教ねえさん的お城めぐり<1>有岡城跡 

 

伊丹にある、荒木村重ゆかりの荒村寺。

f:id:terasophy:20190106021301j:image

こちらで、坐禅会をしたあとに、立ち寄りました。

buddhistwoman.hatenablog.com 

 

有岡城跡/伊丹市ホームページ

有岡城は、荒木村重黒田官兵衛を幽閉したお城です。大河ドラマ軍師官兵衛」22話 有岡最後の日は、印象的でした。官兵衛が幽閉された地下牢は跡形もありません。

軍師官兵衛をもう一度観たくなりました。

 

f:id:terasophy:20190105202728j:image

JR伊丹駅からすぐ。ほんとうにすぐ。めっちゃすぐ。

 

f:id:terasophy:20190105202740j:image

階段をのぼるとこの風景。

 

f:id:terasophy:20190105202805j:image

礎石が残ってます。

kotobank.jp

 

f:id:terasophy:20190105202819j:image

2箇所残ってました。

 

f:id:terasophy:20190105202832j:image

この石垣は、どこの部分だったのでしょうか。

仏教関連の転用石のまじる石垣だそうです。気づかなかった。

城郭研究情報 - ひょうご歴史ステーション

 

 

仏教ねえさん的お城めぐり<本>

読んだことのある有岡城絡みのエピソードがある小説はこれだけ。

播磨灘物語司馬遼太郎

 

これも軍師官兵衛に影響され、原作ではないけれど、司馬遼太郎の小説は読んだことがないから、読んでみよう。ということで数年前に読みました。

読みやすく、テンポもよいため、すいすい読み進められました。

司馬遼太郎が愛されるわけを、ほんの少しわかったような気にさせてくれたきっかけをくれた小説でもあります。

 

荒木村重有岡城籠城のエピソードは(3)にあります。

新装版 播磨灘物語(3) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(3) (講談社文庫)

 
新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 
新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫)

 
新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)

 

 

荒木村重は、生き延びた後、堺で茶人となり、過去の過ちを恥じ、荒木道糞と名乗りました。ところが、秀吉の話し相手となり許しを得、道薫とあらためたそうです。茶の道を極めておられます。後世はふんわりと幸せそうな雰囲気です。

主人の謀反のため、処刑された妻子や巻き込まれた家臣たちを思うと、なんだか納得がいきませんが、当時は、当然というか仕方のないことという時代背景があるのかもしれません。もちろん恨み言くらいはあるでしょうけれど。

 

 

仏教ねえさん的お城めぐり<感想>

次回から情報を得てから見に行こう。

お城めぐりは町めぐり。

その町全体の歴史を知ろうとしないと、そのお城が築かれた背景が見えてこないことに気づきました。

お寺めぐりとは異なる視点が必要なものなのですねえ。

お寺めぐりでは、そのお寺の歴史にフォーカスすると続々と多方面につながってくるので、自然に町並みを意識できたのですが、今回は特に城跡だったからか、うっかりしていました。

城跡を見に行くときは、要注意。早めに気づけてよかった。

 

おわり。