仏教ねえさんの灯点し頃の骨休め

仏教について、少しずつお勉強したことを記録していこうと思って始めたブログです。ひよっこコラムニストです。

司馬遼太郎記念館に赴く

連日暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今朝は夢見が悪く、いつもならぐっすり眠っている朝8時に目覚め、それから二度寝もできず。

ならばと、お盆休みも終盤を迎え、特に何するでもない日々を過ごしておりましたが、お盆休みらしいことをしよう。と思い立ち。

前から行ってみたかった、

司馬遼太郎記念館 へ。

 

近鉄河内小阪駅から徒歩約10分。住宅街の中にありました。

司馬さんが執筆していたお部屋やそのおびただしい数の蔵書に圧倒され、「わたしもこんな風に本に囲まれて過ごしたいものよ」と壁一面の本棚に対し、羨望の眼差しを向けたのであります。

 

実は、司馬さんの著書は播磨灘物語しか読んだことがない。そして、人斬り以蔵を積読している有様。さほど司馬ファンではないことがわかってしまうけれども、坂の上の雲竜馬がゆくの生原稿を眺められたのは、至福のひとときでありました。これをきっかけに坂の上の雲竜馬がゆくに挑戦しよう。

 

司馬さんは、「すべての著書は22歳の自分への手紙だ」と語っておられました。22歳の時に終戦を迎え、なんと日本は愚かなのかと愕然とし、いつから日本は愚かになったのかを調べ始め、日本の歴史を紐解き始めたようです。その回答を若き日の自分へ向け、書き続けてきたのでしょう。自分へ向けて書き、自らの日本感を語る姿が、多くの読者を獲得した一つの要因になったのかなと、思いをはせたひとときでございました。

 

 

 

余談。

司馬さんの書く字はかわいらしいと思った。あとまったく気づいてなかったんだけど、うちのうさちゃんと同じ名前です。なんで気づかなかったんだろう。不思議。

 

 

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 

 

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

 

 

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

 

この表紙の文字は司馬さんの字。