夜座へ行ってきた
自宅からは少々遠く、行くのを憚っておりましたが、距離を理由にしていては何もできないと思い立ったのです。
久しぶりにお寺さんで坐禅ができるとワクワクしながら向かいました。
初めての参禅者はお作法を教えていただいたり、指導を受けなくてはならないため、一柱しか座れなかったのがとても残念でしたが、仕方ありません。
久しぶりにお香の香りの中、薄暗い本堂での坐禅はとても心地よく、とても自然に坐ることができました。どこにも力の入らず、ただ坐ることに集中していた気がします。
もっと坐っていたかったなぁ。
曹洞宗の坐禅は、壁に向かい、丸いお座布団をお尻に置いて坐りますが、これがやっぱり一番好きだし、落ち着くなと感じました。
わたしの中で、安泰寺での接心体験がとても大きく心の中に染みついているようです。安泰寺のご住職に体験させていただいた後のお礼もしないままです。もう去年の話できちんとお礼をせねばと思っているのに、なかなかできない不届き者のわたし。もう今年も終わってしまうので、今年中にお礼をします。
そんなことを思った坐禅でした。
またタイミングが合えば伺おうと思います。ありがとうございました。
おみくじ
天気が抜群によかったため、近所をお散歩。
いつもお世話になっている神社へお参りし、おみくじを引いた。
おみくじの機械に百円を入れると、おみくじがなんと二枚登場……。
どうしたものかとひととき悩む。
二枚開けるべきか。
どちらかを選択すべきか。
今の私にはふたつ必要なんだろうと勝手な解釈をし、最初に開けたおみくじがメインで、二枚目がサブということにした。
メインは小吉。
サブは末吉。
結んだ方がいいのはわかっているが、今日のところは持ち帰る。次回結ぼう。
こんなときはどうしたらよかったのかしら。自分の思うようにするのが一番いいのだと信じよう。
お誕生日を迎えました。
本日、2回めの成人式プラス3つの誕生日を迎えました。
誕生日休暇をいただいておりましたが、仕事がはいっていたので、数時間出勤してきました。どうなることかと思っていた事案だったのですが、ひとまずは終了。これからの対応をどうしていくかが課題です。それはともかく。
11月から数ヶ月は猛烈に働かなくてはいけない季節に突入します。
そのため、23〜25日に有給取得し、和歌山の太地町までファスティングの旅へ出かけていました。
とにかくのんびり過ごしたいということが一番の目的です。まず、内臓から体をゆっくり休めることで、気分転換になるような気がしていました。
ファステイングの効果が出ているのかは、結局よくわからなかったのが残念。たった2日では目立った効果はわたしにはなかったようです。
普段、食事の量は多くないし、毎食3食を食べていないし、休みの日はだらだらして夕方に1食で済ましてしまうことがザラな怠惰な食生活です。しかたない。そうか、普段からファスティングをしているのかもしれないと思い始める。
宿泊客がわたしを含めて2名、女性はわたしだけという贅沢な空間を享受していました。大浴場は独り占めでしたし、ホテル内はどこにいても、ひとり。最高。
近所を散歩するにも、人もおらず。なんとも静かに過ごすことができました。
本を読んだり、お昼寝をしたり、散歩をしたりの繰り返し。贅沢。
今度は、ファスティングではなく、ゆっくり観光に来てみたい町でした。今回は特急くろしおで向かったのですが、次回は車で行きたい。
血管年齢と自律神経のチェックができるホテルだったから、トライ。
血管年齢は、マイナス7歳。珍しいようで驚かれました。血管年齢はほとんどの方は実年齢をオーバーしているケースが多いそうです。
自律神経は、肉体的疲労度は75%でよくなく、精神的疲労度は−5%で良いほう。わたしとしては、精神的疲労度のほうが高いんじゃないかと思っていましたが、思いの外、安らかに過ごしているようです。肉体的疲労は実感していて、疲れているから旅に出たわけです。思ったとおりの結果。
以下、ファスティングのごはんたち。
到着日の夜。ファスティング準備食
翌朝。朝食。
昼食。
夕食。
最終日の朝食。プレ回復食。
昼食。回復食。
近くに灯台がありました。
この広場で読書しました。至福。
クジラ推し。
和歌山の海。
2020年には、クジラとイルカを入江で戯れるエリアができるそうです。
その頃に行きたいな。
この一年が、よい一年になりますように。
台風21号来襲からひどく体がしんどかったが復活した
9月4日の台風21号がわが街を襲ってから、なんだか体調がすぐれない。会社には来ているものの、必要最低限のことをするだけにし、誰にとがめられるわけでもなし、会社でひとりボーっとすることが多い日々を過ごしておりました。
低気圧が影響しているのかもと思いついた。
台風が近づいているときに、新幹線でトンネルに入ったときにある、耳の「ポーン」があった。よっぽどすごい気圧の変化がある台風がくるようね。と、内心びくびくしていた。台風が到着したころには耳の「ポーン」はなくなっており、台風が去っていったころには耳の「ポーン」が再びありました。気圧すごいな、おい。
台風以降、あいにくの空模様が続いていた。そのせいか、腰はだるいし、気持ちもしずんだまま。2日連続でマッサージをうけてみたものの、翌日の夕方にはぐったり。普段はシャワーで済ませるところを湯船につかってみたり、いつもなら2時近くまで起きてダラダラ過ごすけれど23時には就寝したり。にもかかわらず、疲れはいっこうに取れず。
疲れた体のまま、8日の土曜はハードスケジュール。午前中は仕事でイベントを開催し、午後からは、大阪から豊田までB’zのライブへ出かけるという、お疲れの体に鞭打ちながらの小旅行。
ライブはサイコーだったのですけれど、さすがにくったり。ホテルに戻ってから寝支度を整え、ばたんきゅー。翌朝9時には起きようと思っていたのに、9時半に起きてしまい、チェックアウトぎりぎりというありさま。
名古屋にある、父と愛犬のお墓参りをして、早々に帰途に着いたものの、新大阪へ行きたいのに、なぜか東京方面のホームにいたり、やっと新幹線に乗って座席に着いたら、12号車の8Cなのに、12号車の12Cに座っていたり。
「今日はあかん。疲れとる」
そんなこんなの、ほうほうのていで(おおげさ)、大阪の自宅へ帰ってきました。そして、お風呂に入ってからまたマッサージへ向かう。「腰、めっちゃ硬いですね」「でしょー。最近ずっとこんなんなの」という会話をし、いつもお世話になっているマッサージの兄さんへ、名古屋土産のういろうを渡そうとしたんだけど、なぜか手渡しせず、机にバチン!と置いてしまった。
もう、とりあえず、疲れてるんだな。
としか思えない行動。とりあえず渡すというミッションだけは完了したのだ。それでよしとしよう。あの兄さん、優しい(と思う)から大丈夫だ。それに甘えるのだ。そうなのだ、わたしはとにかく疲れておるのだよ。許せ、兄さん。
というとってもお疲れなわたくし。
やっと昨日から、いつもの調子を取り戻しました。こんなに心身疲労を感じたのは人生初。
体力つけるにはどうしたらいいんだろう。やっぱり運動しかないのだろうか。肩を脱臼してから、肩の回復のための運動と合わせてスクワットを始めているのだが、それだけでなんとかならないだろうか。なるわけないよね。
司馬遼太郎記念館に赴く
連日暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今朝は夢見が悪く、いつもならぐっすり眠っている朝8時に目覚め、それから二度寝もできず。
ならばと、お盆休みも終盤を迎え、特に何するでもない日々を過ごしておりましたが、お盆休みらしいことをしよう。と思い立ち。
前から行ってみたかった、
司馬遼太郎記念館 へ。
司馬さんが執筆していたお部屋やそのおびただしい数の蔵書に圧倒され、「わたしもこんな風に本に囲まれて過ごしたいものよ」と壁一面の本棚に対し、羨望の眼差しを向けたのであります。
実は、司馬さんの著書は播磨灘物語しか読んだことがない。そして、人斬り以蔵を積読している有様。さほど司馬ファンではないことがわかってしまうけれども、坂の上の雲や竜馬がゆくの生原稿を眺められたのは、至福のひとときでありました。これをきっかけに坂の上の雲と竜馬がゆくに挑戦しよう。
司馬さんは、「すべての著書は22歳の自分への手紙だ」と語っておられました。22歳の時に終戦を迎え、なんと日本は愚かなのかと愕然とし、いつから日本は愚かになったのかを調べ始め、日本の歴史を紐解き始めたようです。その回答を若き日の自分へ向け、書き続けてきたのでしょう。自分へ向けて書き、自らの日本感を語る姿が、多くの読者を獲得した一つの要因になったのかなと、思いをはせたひとときでございました。
余談。
司馬さんの書く字はかわいらしいと思った。あとまったく気づいてなかったんだけど、うちのうさちゃんと同じ名前です。なんで気づかなかったんだろう。不思議。
この表紙の文字は司馬さんの字。