仏教ねえさんの灯点し頃の骨休め

仏教について、少しずつお勉強したことを記録していこうと思って始めたブログです。ひよっこコラムニストです。

新年の誓い、破れたり。

みなさまごきげんよう。
仏教ねえさんだよ。

激怒とはこういうことなのかもしれない


人生で顔も見たことがない他人に対して
激しい怒りを露わにしたのは初めてである。

内容は割愛するが、仕事で一悶着あった。
件の彼が対処していた。
埒があかない。
しびれを切らし、仏教ねえさんが話すことに。
事情を聞くと相手はごもっともな事を言っている。
どうやらもう一人、人が入っていたがために
話がこじれていたようだ。
問題の一人に連絡を取る。
その問題の相手が怒りの対象だった。

事情を説明していると
「じゃあぼくはどうしたらいいんすかぁ?
なんかぼくだけが悪いみたいじゃないっすかぁー」
と開き直った。

仏教ねえさんの怒りスイッチが、
ばっちん!!!!
と大きな音を立てた。

「はぁ??あのな、あんたが一本こっちに連絡してくれたらこんなことにはなっとらんねん!!!」

と電話口で怒鳴る。
相手も反撃してくるが、仏教ねえさんは
攻撃の口を緩めない。
最終的には相手を打ちのめした。
口で仏教ねえさんに勝てると思うなよ、青二才め。

相手はおそらく「ヒステリックなおばさんがあの会社にいる」
と思ったに違いない。
しかしながら、そもそもの原因を作ったのは相手なのだ。
それをこちらだけのせいにされてはかなわない。
関西人特有なのか、言いたいことを言ってくるため、
いつものように名古屋人の仏教ねえさんを出して、
言いたいことを飲み込んでは、
関西人の思う通りになってしまうという
危機感も混在していた。
こちらも関西流にしなくては、損するだけだ。
個人的なことなら損しても構わないが、
仕事となると損なことはできない。

話をなんとか収束し、受話器を置いた途端、
「はぁ、新年の誓いが……涙」
とつぶやく。
スタッフの女の子が
「怒らなきゃいけない時もありますから、気にしない方がいいですよ」
と慰めてくれた。

今回は怒ることで、会社の有利に働いたことは間違いない。
しかしながら、仏教ねえさん個人としては、
モヤモヤするところ。
怒ってもスッキリすることはない。
自分に対して禍根を残すことになるのだ。
これも仕事のうちと思う他ないのか。

そもそも件の彼が対応したのがまずかった。
何をしなくてはいけないのか。
何を相手に伝えなくてはいけないのか。
何を報告しなくてはいけないのか。
45歳にもなって、同じ仕事を7年していても、
わからないものらしい。
さすがに仏教ねえさんの怒鳴り声を聞いて、
件の彼もビビったようだ。
いつもなら謝りの一つもないのに、
「すみません」と言ってきた。

トラブル解決も楽ではない。

早速、新年の誓いがガラガラと音を立てて崩れていったこの日。
また一からこつこつ積み上げていかねばならぬ。

前途多難な一年になりそうだ。


仏教ねえさんより。